Rikuto Ishimoto

中国 山奥の少数民族の村を訪ねて

中国 雲南省 麗江市 宝山石頭城

中国雲南省、ここは少数民族文化の宝庫だ。山奥にあるナシ族の村を訪ねるために麗江へやってきた。 今回訪れる村は金沙江の岸壁に張り付くように建っており、その地理的条件から数年前までは舗装もされていないひどい道を進むしかなかったという。 公共の交通機関は存在しないので、タクシーを三日間貸し切ることにした。ドライバーは途中にある村出身だった。 その村の名を、「宝山石頭城」という。高層ビルが林立する中国の市街地とは全く別の世界がそこには広がっていた。畑を耕し、家畜を飼い、村人と談笑する人々。のんびりとした空気が流れていた。宿ではお母さんが村の食材を使った料理を毎日出してくれた。捌いたばかりの鶏や、この村で採れたという野菜。味付けは素朴だが、これがとても美味しい。 村の南北には、かつて車や鉄道が存在しなかったころ、他の村に行くために崖をくりぬいて作られた古道がある。金沙江に沿って造られたその道には、物資を運ぶ村人たちの往来があった。そこから金沙江を眺めたその瞬間だけは、まるで別の時代にタイムスリップしたかのようだった。

中国 山奥の少数民族の村を訪ねて
中国 山奥の少数民族の村を訪ねて
中国 山奥の少数民族の村を訪ねて
中国 山奥の少数民族の村を訪ねて

場所

← 一覧へ戻る